2007年4月度 LILO Monthly Seminar

LMSに行ってきました。今回も刺激になる発表ばかりで、すばらしかったです。
知識や技術が未熟だと、職場では仕事が進まずただ嫌になる一方です。しかしこういう場所で刺激を受けると、自分の場合、もっと努力しようと前向きな気持ちになれます。そこがありがたいと思います。

kiyoyaさんより、Predocという軽量ドキュメントフォーマットの発表があり、これはわかりやすかったです。操作デモを見たのですが、とにかく快適なのがわかりました。大量の画像をスクロールさせたり編集したりしても快適らしいです。
発表後に少し話をして聞いたところ、1秒ごとにカメラで取った画像をまとめてPredoc形式のドキュメント*1にして、emacsで表示させてページスクロールさせると動画のように見えるらしいです。
考え方が興味深かったです。「負のデザイン」も読んでみたいです。

丸市さんの発表では、デバイスファイルから情報を取得してくる方法の実演などがありました。ミキサーデバイスの実装の話や、質疑応答の内容は、正直難しくてわからなかったです。
自分の友人に音楽ツールを作りたいと言っている人がいるので、なにか参考になることはないかと思い、懇親会でもさっぱりわかっていないくせにいろいろ聞いたりして、FM-Townsの貴重な解説本なども見せていただいたりしました。データを出し入れするレジスタがあって、そこの理解が重要ということだけはわかったかもしれません。

今回は、自分も飛び入りで発表させていただきました。直前まで参加できるかどうかわからなかったので、エントリーが遅れてしまい、飛び入りとなってしまってすみませんでした。
ひらメソッド初心者奮闘記」という題名で、PostgreSQL解読室でコードリーディングをしていく上での失敗談を発表しました。未熟な点も多かったですが、未熟な人にしか発表できないことを発表したと思っています。
また、「ひらメソッドの楽しさが伝わった」とうしおさんに言っていただき、それが一番うれしかったです。

質問がいろいろ出て、うまく答えられなかった質問がありました。解読日記をつけようというスライドがあったのですが訂正します。

mixiとか」と書いてありますが、mixiでなくても別に良いです。ただ、ここであげている解読日記とは、PostgreSQL解読室で公開している解読日記のように不特定多数に向け整理されたものではなく、リアルな(実際に会った事のある)知人・友人に対して自分のだめっぷりを告白するというようなものです。mixiだと足あとがつくので伝えたことがわかるのが強いて言うならメリットです。ただこのあたりは、性格にもよると思うので正解はないです。
また、よく考えてみたら、このスライドは「モチベーション維持」と「スキルアップ」の2つの目的がごっちゃになっているなあ…。きちんと語れたら面白いやりとりになっていたと思うのですがうまく語れずすみませんでした。
お詫びして訂正いたします。

飛び入りにもかかわらず発表時間を作ってくださった世話役のenoさんをはじめ、講師のみなさん、また、つたない発表を聞いてくださったみなさん、ありがとうございました。

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追記:
発表資料(に上記訂正を加えたもの)をここに公開しました。

追記2:
念のためですが、解読日記はひらメソッドに含まれるものではないです。

*1:htmlのサブセットなので画像は別ファイルです